休まないこと・遅刻しないこと
そろばんの指導日には、とにかく休まず来てください。
遅刻もしない方が良いですが、どうしても用があって時間通りに来られない場合、10分でもやる時間があるなら休まずに来てください。
そろばんの日、と決めたら、極力他の予定は入れず、休まない努力をしてください。
遅刻を何度もすると、遅刻が悪い習慣になってしまいますし、何度も休んでしまうと、行くのが嫌になります。
とにかく教室に来て、50分間集中する習慣をつけることが、上達の第一の秘訣です。
早く進もうと思わないこと
最初の頃は、テキストを早く進もうとあせらないこと。
それよりも、教わった指使いを正しく身に付けるように、きちんとやることが第一です。
暗算などは、初期の問題は見ただけで答えがわかってすぐに答えを書きたくなるでしょうが、頭の中に思い浮かべたそろばんを動かして答えをださなければ意味がありません。
ズルをして早く進んでも、何も身に付かないし実力がつかないことを学べるのがそろばんです。
わからなければ聞くこと
やり方がわからなくなったら、適当にやって答えを書かないで、「わかりません」と聞いてください。
適当にやって答えが合ってしまうと、そのまま間違ったやり方を覚えてしまいます。
一度覚えても忘れるのは仕方ないこと。何度でも教わって、きちんと取り組んでいけば、確実に上達します。
ただし、本当はできるのにそばで見ていて欲しいだけの寂しがりの生徒は、自分でやることを学んでください。
何度間違えてもくじけないこと
基本のテキストやテストは、全部正解になるまで何度もやり直します。
あまり何度も同じ問題を直す場合は、必ず指導します。
それでも、同じような間違いを繰り返すこともあるでしょう。
悪い点数のテストが続いても、中々正解が出せなくても、気にせずに取り組んでください。
時には、できるはずなのに点数が悪くて癇癪を起す生徒もいますが、余計できなくなるだけです。
悪い点数でも落ち込まず、それをバネにして努力することで上達します。
集中力を高める方法を見つけること
当教室には、正確にできるため、題数が全部こなせないうちにテストに合格して進級する生徒がたくさんいます。
したがって、上級になると速度が足りず、必要な題数ができなくなってきます。
速く正確にやるには、集中力が必要です。いかに頭から余計な雑念を追い出して問題に集中するか、自分なりの方法を探してください。
必要な題数をこなすには、正解を出すことより、とにかく自分なりの最大限のスピードでやってみるのも一つの方法です。
最初は正解が出せないでしょうが、徐々にスピードに慣れて、正解率が上がってきます。